コロナ禍でダイエットしたら17kgやせた 最初に結論から
まず結論から
自宅トレーニングとカロリーコントロールで10kg以上落とすことは可能です。
具体的には。
- 筋トレして
- ゆっくりでいいから走って
- スマホに食事と体重記録できるアプリ入れて
以上です。
概要
まず被験者である私のデータを個人情報に触れない程度に公表します。
- 女性
- 中高年
- 身長157cm
- ダイエット開始時の体重70kg、体脂肪率38%
この状態から1年間で体重58kg、体脂肪率32%まで落としました。
ダイエット開始のきっかけは新型コロナウイルス感染症対策が始まり、そこで公表された高リスク群に肥満が含まれているのを知ったからです。2020年2月に受けた健康診断の結果は「肥満:要相談」でした。
つまりまだ死にたくなかったのでやせることにしました。
開始
ですがこれまで何度かダイエットに挑みましたが1kgも落ちればいい方で成功した試しはありませんでした。
なのでまず「なぜ失敗するのか」を分析しました。
ここで私がしたいダイエットの定義をあげます。ダイエット=減量ではないかと思われるでしょうが、例えば体重で階級が決まるスポーツをされている方は体重をコントロールしますがそれは主に体の水分を調整して体重を落とす、あるいは増やします。そうではなく、ここではダイエット=筋肉を増やして体脂肪を減らす、とします。
筋肉を増やすためには筋力トレーニングをする必要があります。これはもう明白にこれしかありません。
ですが体脂肪を減らす、こちらで失敗を繰り返していると推測されました。
ここで体脂肪が減るとはどういうことかを考えると、ごく単純な数式が知られています。
消費カロリー>摂取カロリー
この場合、蓄えられた体脂肪が消費され減ります。
事実は、これだけです。
このわかりきった事実を、しかしこれまで成し得てこなかったのはなぜなのか。
そこである問題に気づきました。
そもそもどれだけ摂取して消費しているか計測ができていない。
カロリー計算をどうすればいいのか、昔々に家庭科で使った食品成分表で計算しなければならないのか。
もう21世紀になって20年も経つのにもっと有効な手立てはないものか、スマートフォンが登場してもうどれくらい経ったのかもわかりませんがAIでなにかをどうにかすればいいようなものはないのかと「ダイエット アプリ」検索してみたところ滝のように検索結果が表示されました。
そしてその上位の3つほどの概要を知り、思い描いていた以上の高機能なアプリが存在する、しかもそのほとんどが無料か手頃な値段で入手できる。
そして私が選んだのはカロママプラス(2020年当時カロリーママ)でした。
同様のアプリであすけんという人気アプリもありましたが、より使い方が手軽そうなカロママにしました。機能については上記のリンクを参照してほしいのですが、とにかく自分でカロリー計算をしなくてすむ、なんなら食卓の写真を撮ってそれを解析して自動的に食事の記録ができるというのに驚きました。
未来は来ていたんだ、と感動しました。
カロリー計算の目処はたった、次は運動。これについては続かないダイエットの試行錯誤をしていた時に購入した雑誌の筋力トレーニングメニューを参考にしました。内容としてはスクワットを中心に下半身と上半身の大きな筋肉を鍛えるというものです。
ただしこれも最初から記載通りの内容ができたわけではなく、とくに上半身をきたえるプッシュアップ、いわゆる腕立て伏せなどは膝をついた状態でもできるかできないかの有様で、このため「筋トレのための筋トレ」から始める必要がありました。具体的には椅子の背につかまりスクワット、テーブルの端に手をつきプッシュアップ、これらを10回1セットとして3セット。ここから始めまず2週間、その後数を調整しながら雑誌のメニューをこなしていきました。
そして1ヶ月後、2kg減。体脂肪率は1%減。
結果は出始めました。